急変対応 ~出血性ショック~
レッスン内容
ショックの5徴候を用いた分析 🚨

 

ショックの5徴候は、ショック状態を特定するための基本です。

 

  1. ❤️ Pulse(脈拍): 頻脈(150回/分)が確認されました。これは血液循環の維持を試みる心臓の反応です。
  2. 🏳️ Pallor(蒼白): 顔面蒼白や末梢チアノーゼがあり、末梢血流の低下を示唆します。
  3. 💧 Perspiration(発汗): 冷汗が増加し、交感神経の緊張が見られます。皮膚は冷たく湿っていました。
  4. 😣 Pain(疼痛): 患者さんは腹部の不快感を訴えています。消化管出血の可能性が考えられます。
  5. 🔎 Precipitating event(誘発因子): これらの兆候をもとに下血を想定し、観察を進めたところ、大量の下血が確認されました。

 

これらを統合して考えると、「出血性ショック」が疑われます。

次に、この状況に対する具体的な対応手順を学びます。

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