レッスン内容
第2章:どこを観察すればいい? 👀💡
アナフィラキシーが疑われたら、症状を的確に観察することが最初のステップです。
観察ポイントを覚えやすく整理しました👇
🔹 呼吸器症状:喘鳴(ゼーゼー音)、呼吸困難、嗄声(声がれ)、喉の違和感。
🔹 循環器症状:低血圧、頻脈、めまい、ショック状態。
🔹 皮膚症状:蕁麻疹、赤み、浮腫(口唇や瞼が腫れている場合は要注意)。
🔹 消化器症状:嘔吐、下痢、腹痛。
🔹 神経症状:意識もうろう、手足の痺れ、混乱状態。
観察のコツは、命に関わる「呼吸器」と「循環器」を最優先にチェックすることです。
呼吸困難や低血圧が進行していないかを確認したうえで、皮膚や消化器症状を見逃さないようにします。
軽い蕁麻疹だけでも他の症状が隠れていないか注意が必要です。
観察は「呼吸→循環→皮膚→消化器→神経」の順に行うと、効率よく重要な情報を得られます。
🌟 押さえておこう!
進行中の症状を見逃さないために、定期的に観察を繰り返すことがポイントです。