急変対応 〜窒息〜
レッスン内容

第2章:観察のポイント 👀🔍

 

窒息が疑われた場合、以下のポイントを確認しましょう👇

 

1️⃣ チョークサイン:喉を掴む仕草があるか。
2️⃣ 意識レベル:声かけに反応があるかどうか。
3️⃣ 咳嗽の有無:咳が出ているか。
4️⃣ 発声の有無:声が出せるか。
5️⃣ 口腔内の異物:目で見える範囲のみ確認(指を入れると怪我のリスクがあるため注意)。

 

咳嗽が見られる場合は不完全窒息で、気道が部分的に開いている可能性があります。

ただし、完全窒息に進行するリスクがあるため、異物除去の準備が必要です。

吸引を行う場合は、適切な吸引圧(80~120mmHg)を守り、吸引時間は10~15秒以内に抑えます。

吸引がうまくいかない場合や異物が見えない場合は、すぐに医師に報告して連携を図ります。

 

🌟 観察の目的
異物の位置や患者の状態を的確に把握し、次の行動に移れる準備を整えましょう。

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