急変対応の基本
レッスン内容
第5章:正確な記録と報告のポイント 📝💬

 

急変時の記録と報告は、迅速な治療や対応の質向上に欠かせません。

焦らず正確に伝えるためには、ISBARCを活用しましょう👇

 

 

1️⃣ I:Identification – 報告者と患者情報を伝える。
 例)「6階東病棟の佐藤です。620号室、山田太郎さん85歳の件です。」

2️⃣ S:Situation – 緊急性のある状況を簡潔に説明。
 例)「呼吸困難を訴え、血圧82/56mmHg、SPO2 83%です。」

3️⃣ B:Background – 患者の背景や病歴を要約。
 例)「心不全で入院中。急変時指示はDNARです。」

4️⃣ A:Assessment – 観察した結果、考えられる評価。
 例)「肺塞栓症の可能性があります。」

5️⃣ R:Recommendation – 必要な対応を提案。
 例)「診察をお願いします。酸素投与を開始しますか?」

6️⃣ C:Confirmation – 指示内容を復唱し確認。

 

 

🌟 ここがポイント!
報告は簡潔さが重要ですが、緊急性の伝え漏れがないように注意しましょう。

また、記録は急変後のカンファレンスや法的証拠としても役立つため、正確さを心がけてください。

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